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一年を通して気をつけたい食中毒

食中毒の症状として、下痢や嘔吐、めまいなどが挙げられています。
重篤な状態に陥ると、命を落とす怖れがありますので気をつけましょう。そうした症状が出たらただちに医療機関で診察を受けることが大切です。

食中毒は、飲食物が原因となって発症します。
主に、キノコなどの食品、細菌や寄生虫、ウイルスなどの有害物質が原因となります。

自生しているキノコは見分けがつかないことが多いため、なるべく市販品のみ食べるように心がけましょう。
ほかに、フグの卵巣部分や、水仙の葉も食中毒を引き起こす食品として知られていますが、市場に出ることはありません。自分でフグを獲ったり、水仙を摘んだりして調理することを避ければ、食中毒を防ぐことができます。

最も注意すべきことは、有害物質によって発症する食中毒です。しかも、高温多湿の夏ばかりではなく、気温が低くて空気が乾燥している冬にも発症するため注意しましょう。
サルモネラ菌など細菌による食中毒は、夏に発症しやすいという特徴があります。生の肉を調理する時は、十分に火を通して菌を死滅させることがポイントです。

アニサキスなど寄生虫が原因による食中毒は、一年を通して発症します。青魚を生で食べることによって発症するケースが多いですよ。食品そのものだけではなく、まな板や包丁など調理器具から感染するケースもあります。調理器具の衛生管理にも配慮しましょう。

ノロウイルスなどのウイルスは、冬に流行する上に、重症化しやすいので要注意です。手や指から感染することもあるため、清潔な衛生状態を保つように心がけましょう。
また、嘔吐物で感染することもあります。そこで特に気をつけてほしいのが看護師です。医療現場では嘔吐物を処理する場面が少なくないため、清掃をする際には、しっかりマスクと手袋をし、消毒をするようにしましょう。
こういった食中毒の患者さんに関わる看護師の方は、ウイルスの食中毒には特に注意を払うことが大切です。

今回、食中毒のテーマを書くにあたり、看護師向けの食中毒の知識をまとめたサイトを見つけたので、看護師として食中毒治療に携わる方はぜひアクセスしてみるといいでしょう。リンクはこちら→[看護師は知っておこう!食中毒とは
by hfebzv36ydkb | 2021-06-14 00:43